初詣 常に上位の 大師さん
JR川崎駅前を通り過ぎ、わが国初詣の2~3位を競う川崎大師に向う。金剛山・金乗院・平間寺である。ご本尊は厄除け弘法大師。関東88霊場特別札所。
平安時代後期、平間兼乗という武士が、無実の罪で尾張を追われ、川崎の地で漁猟を生業として暮らしていた。深く仏法に帰依し、特に弘法大師を崇信していた。ある夜夢枕に一人の高僧が立ち「我むかし唐にありしころ、我が像をつくり海上に放ち、未だ有縁の人を得ず。汝速やかに網し、これを供養し、高徳を諸人に及ぼせ」と告げられた。兼乗は海に出て、光り輝く場所に網を投じ、一体の仏像を引き揚げた。これが弘法大師のお像であった。
高野山の尊賢上人と兼乗は力をあわせ一寺を建立したのが、当寺の縁起とされる。
不動堂は明治23年、第39世隆健僧正が成田山・新勝寺不動明王の御分体を勧請して創建されたもの。関東36不動霊場第七番札所である。
第二次世界大戦で戦禍に遭って焼失した大本堂と不動堂は、昭和39年に再建され、4月28日に落慶したもの。
一昨年に立てられたという経堂には金色に輝く釈迦如来像とともに多くの経文が展示されていた。
訪ねたのはウイークデイであったが、広い門前町はそれなりに賑わっていた。
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