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2013年3月29日 (金)

茅葺の 山門チョコリと むりょうでら

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三浦33観音 第29番 金剛山・無量寺(むりょうじ)

332901 こんもりとした茅葺の山門が印象的だった。本堂のご本尊・阿弥陀如来の右手に聖観世音菩薩は祀られている。もともとは正面の山に観音堂はあったそうだが、関東大震災(大正12年)で大破し、本堂内に移された。

332903 無量寺の開基は三浦一族の和田義盛により文治5年(1189年)に創建された。建武3年(1338年)鎌倉・淨智寺より中国の僧・竺仙梵僊(じくせんぼんせん)を招請して禅宗寺院の無量寿寺となった。

332904_2 その後、安土桃山時代の天正年間に厳誉寿道上人により現在の浄土宗に変わったようである。

平成10年阿弥陀三尊総修復の折、阿弥陀如来像の体内から発見された銘札から、当初の像は運慶の作であったが、寛文9年(1669年)に火災で焼失、1685年に間宮造酒丞(まみやみきのじょう)の協力で、再興・造像されたことが分かったという。

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2013年3月28日 (木)

観音サン 佐島の海を 見下ろせり

332801 三浦33観音 第28番
海照山・專福寺(せんぷくじ)

逗子駅から海岸線を南東に進むと佐島を迂回して、海沿いに専福寺はある。浄土真宗本願寺派のお寺で、丁度庫裡の修理にかかっていた。

332802 観音堂は境内外200mほど離れた丘にあり、札所本尊の十一面観音菩薩が安置されている。もと付近に存在した観妙寺のご本尊であったが、北条氏康の家臣・藤原清承の願いで、仏師・大蔵法眼長盛によって造立されたという。

332803 仏師・大蔵長盛は天文20年(1550年代)当時、鎌倉仏師を代表する一人で、「法眼位」にあったようで、平成12年に市の重要文化財に指定されている。

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2013年3月26日 (火)

三浦33観音のご朱印帳

三浦33観音 24~27番のご朱印

3324 第24番 海宝寺(かいほうじ)
三浦郡葉山町堀之内42
TEL 046-875-0229
           (光徳寺)
参拝 2013年3月8日
記事 2013年3月19日

3325 第25番 玉蔵院(ぎょくぞういん)
葉山町一色2154
TEL 046-875-3531
参拝 2013年3月8日
記事 2013年3月21日

3326 第26番 観生院(かんしょういん)
葉山町上山口2165
TEL 046-878-7113
           
(西光寺)
参拝 2013年3月8日
記事 2013年3月25日

3327 第27番 円乗院(えんじょういん)
横須賀市秋谷4387
TEL 046-856-8301
参拝 2013年3月8日
記事 2013年3月22日

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2013年3月25日 (月)

質素な御堂に 運慶作の 十一面観音

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332601 三浦33観音 第26番
松葉山・観正院(かんしょういん)

現在無住のため先に別当寺・西光寺(写真左)に電話して、住職と待ち合わせてご朱印をもらう。

観正院の寺伝によると、創建は寛永11年(1634年)とされているから、350年の寺歴を持つ寺である。広い寺域に昭和11年新たに建立された御堂が建っている。方3間、切り妻トタン葺きの質素な御堂(写真上)である。浄土宗のお寺で、ご本尊は運慶の作とされる十一面観音像。半島中部の丘陵地にあり、山深く、緑の多い静かな環境にあった。

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2013年3月22日 (金)

久留和港 見上げる寺は 円乗院

332701 三浦33観音 第27番
海上山・円乗院(えんじょういん)

真言宗大覚寺派に属する。正慶元年(1332年)阿闍梨「朝賢」により開山、680年余にわたり久留和港の上に聳えている。

332702 大永6年(1526年)の災害で、本堂はじめ重文の多くを焼失、天文2年(1533年)僧・具山により再建、弘化3年(1846年)僧・隆法により改修、さらに昭和55年に茅葺を瓦葺きに改修し、客殿・庫裏を新築されたという。
毎年中秋満月の日に行われる「へちま加持祈祷」は80年もつづく修行といわれる。
札所本尊は聖観世音。ほか三浦不動22番、三浦地蔵21番の札所になっている。

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2013年3月21日 (木)

町指定 重文なるぞ 庚申塔

332501 三浦33観音 第25番
守護山・玉蔵院(ぎょくぞういん)

天平勝宝年間(749~756年)東大寺別当・良弁僧正によって創建された、高野山真言宗の古刹である。

332502 ご本尊は大日如来、札所本尊は聖観世音のほか、虚空菩薩も祀られている。
一方、境内には葉山町の天然記念物の大イチョウの木や、葉山町指定の重文・庚申塔(写真左)などがある。
駐車スペースに骨折ったが、裏手の方の好意でおかしてもらった。

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2013年3月19日 (火)

海宝寺 地元有志に 維持される

332401 三浦33観音 第24番
軍見山・海宝寺(かいほうじ)

逗子市から葉山市に入った一帯は三浦氏の出城跡といわれ、海法寺は250年前にはすでに存在したようだ。

332402_2 現在は無住の寺で、地元の有志により維持管理され、墓地、境内地ともによく整備されている。
堂内の聖観音の脇には閻魔大王が十王とともに祀られている。

332403 堂前には六地蔵、並んで無縁仏が集められ、真ん中に生塚(ショウヅカ)婆さんを挟んで多くの石仏が並んでいる。
管理の責任者は三橋さん、別当寺は光徳寺。

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2013年3月18日 (月)

吉野から 夢窓国師が 桜山

332303 三浦33観音 第23番
蓮沼山・観蔵院(かんぞういん)

神亀元年(724年)聖武天皇の勅願により、行基菩薩が薬師・釈迦・観音の三尊を彫刻して開山した、神武寺の唯一現存する塔頭(末寺)であるという。

332302 ご本尊は勿論、行基菩薩作の十一面観世音菩薩。
そのほか池子・仏向庵の阿弥陀如来、桜山・地蔵院の地蔵菩薩、桜山・法竜院の不動明王をそれぞれ勧請して、一院に安置してある。
現在の本堂は平成8年に新築したもので、以前は右手にある慈悲堂が本堂であったようだ。天台宗のお寺。
境内に見事なしだれ梅が咲いていたが、三浦古尋禄によると、夢想国師が奈良吉野山から桜を移植したとあり、桜山の地名の由来になっている。


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2013年3月15日 (金)

三浦33観音のご朱印

三浦33観音第16、17,18,19番のご朱印

3303 第16番 等覚寺(とうかくじ)
横須賀市久村479
TEL 046-835-1342

参拝 2013年2月21日
記事 2013年3月12日

3317 第17番 慈眼院(じげんいん)
横須賀市佐原5-22-1
TEL 046-835-8938

参拝 2013年2月21日
記事 2013年3月11日

3318 第18番 満願寺(まんがんじ)
横須賀市岩戸1-4-9
TEL 046-848-3138

参拝 2013年2月21日
記事 2013年3月13日

3319 第19番 清雲寺(せいうんじ)
横須賀市大矢部5-9-20
TEL 046-836-0216
参拝 2013年2月21日
記事 2013年3月14日

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2013年3月14日 (木)

観音は 魏氏桜桃の 寄木造り

331901 三浦33観音 第19番
大冨山・清雲寺(せいうんじ)

臨済宗円覚寺派のお寺で、ご本尊の滝見観音像は県の重要文化財、もとは同じ大矢部町にあった圓通寺のご本尊であった。

331902 圓通寺は三浦為継が開基、滝見観音は為継が奥州より勧請した中国製の尊像という。圓通寺が廃寺になったため、清雲寺に移遷され、従来の本尊である毘沙門天像に代わって天保3年(1832年)に滝見観音がご本尊とされた。滝見観音像の材質は魏氏桜桃の寄木つくり、像高88㎝の半跏坐像。
なお本堂裏には三浦為通、為継、義継の廟所がある。

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2013年3月13日 (水)

義連は 決死の覚悟で 西国へ

331801 三浦33観音 第18番
岩戸山・満願寺(まんがんじ)

開基は三浦義明(大介)の末子である義連(佐原十郎義連)、開山は大達明岩正因禅師。

331802 義連は義明の十男末子で、この地に住し、寿永3年(1184年)2月、19歳で平家追討の戦に源頼朝に仕え、源義経に従い一ノ谷の合戦では,ひよどり越の崖を真っ先に駆け下り、大活躍をして凱旋した武将。

331803 当寺は臨済建長寺派、ご本尊の聖観世音菩薩は寄木造り像高225㎝の立像で、鎌倉初期の運慶の作とみられる(国重文)。
議連が西国に出発の際、「骸を軍門に曝し、名を天下に挙げ、後世に残さんと欲す」と自らの姿を仏像に刻み、一宇に安置して誓願したと伝えられる。幸いに西国各地を転戦、願望満ちたるに従い寺号を満願寺と称して現在にいたつている。

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2013年3月12日 (火)

廃寺から 移遷されたる 観音像

331601 三浦33観音 第16番
栄久山・等覚寺(とうかくじ)

石段を登ると左手に観音堂がある。ご本尊の千手観世音は一木造りの立像(市指定の文化財)。この近くの御滝社に隣接する経塚山の千手院のご本尊であったそうだ。

331602

千手院は明治の廃仏毀釈で廃寺となっていたが、昭和5年にこの等覚寺に移遷されたもの。同じように、古くは丸山不動院にあった金剛力士像も一木造りで(市指定の文化財)江戸時代に千手院へ、さらに観音像とともに等覚寺に移遷された。

331603当寺は 日蓮宗のお寺で、ご本尊の千手観世音はそんな経緯で、尊容は著しく損傷されているが、平安後期の作とされている。開山は天正12年(1584年)。

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2013年3月11日 (月)

100段の 石段恐れ わき道を

331701 三浦33観音 第17番
普門山・慈眼院(じげんいん)

道路の駐車場から見上げると、大変な石段。幸いにジグザグに登る「観音の道」があり、これだと見た目よりは比較的楽に登れた。

331703 道すがら咲き始めた梅を鑑賞しながらぼっぼっ登った。

開山は顕静院・日進聖人と伝えられる日蓮宗のお寺。ご本尊は聖観世音、本堂内に安置されている。

331702 日当たりのよい裏庭には満開のウメも堪能できた。帰りは恐れた石段を下りながら数えてみると、ちょうど100段であった。

次の第16番・等覚寺の位置を丹念に教わった。

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2013年3月 9日 (土)

三浦33観音のご朱印

三浦33観音11,12,15番のご朱印

3311 第11番 称名寺(しょうみょうじ)
横須賀市野比1-32-15
TEL 046-848-0997

参拝 2013年2月21日
記事 2013年3月8日

3312_2 第12番 伝福寺(でんぷくじ)
横須賀市久里浜8-23-1
TEL 046-835-0386

参拝 2013年2月21日
記事 2013年2月25日

3315 第15番 真福寺(しんぷくじ)
横須賀市吉井1-4-48
TEL 046-835-1342

参拝 2013年2月21日
記事 2013年2月27

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2013年3月 8日 (金)

赤と白 見事に輝く 称名寺

331101三浦33観音 第11番
酔蓮山・称名寺(しょうみょうじ)

かって「往古真言宗一水山大塔院」と称し、観音堂とともに千駄ヶ崎にあったと伝えられるが、貞永年間に下総国結城称名寺の開基転住見真大師(親鸞上人)が化導の際、浄土真宗本願寺派「称名寺」と改めたという。

331102 山門を入ると、左手に真っ赤な観音堂が目を引く。観音堂には聖観世音が祀られている。「灰中出現の霊像」また「腹籠り観音」と呼ばれているようだが、仔細は聞かずに来てしまった。

331103 本堂も完全耐火のコンクリート造、見事なコントラストを見せていた。

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2013年3月 6日 (水)

SMC東京オフ会・江戸川3

「江戸川の庚申塔」と石仏3

仲台院の石仏

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源法寺の青面金剛像庚申塔と雷神風神の像
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2013年3月 5日 (火)

SMC東京オフ会・江戸川2

11 江戸川の庚申塔と石仏2

60日に1回巡ってくる庚申(かのえさる)の日の夜に、近所の人たちが集まって開く「講」を庚申講という。
庚申の夜になると眠った人間の体から「さんし」という虫が抜け出して、天帝(天の神様)にその人の罪過を告げに行き、天帝はその罪過に応じてその人の寿命を縮めるという。
そこで庚申講の人々は庚申の夜には眠らずに語り明かし、長生きを祈った。これは中国の道教の教えに由来するという。
これに仏教や神道の信仰が加わって、室町時代に広まったようだ。
写真上は東福院の青面金剛庚申塔。は光福寺に見た石仏。クリックすると拡大

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2013年3月 4日 (月)

SMC東京オフ会・江戸川

31 「江戸川の庚申塔」と石仏1

3月3日、SMC東京オフ会で江戸川区郷土資料室で開かれた「江戸川区の庚申塔」企画展を訪ね、周辺のお寺など10か所を回った。
六本の手を持つ像が彫られた石塔が庚申塔のようだ。江戸川区には多くの庚申塔が残されているという。庚申塔は、その昔地域の庚申信仰の人々によって建立された。写真は東福寺の庚申塔(松島3丁目)

32 江戸川区には約140基の庚申塔があるそうで、最も古いものは北小岩八幡神社の地蔵菩薩像で、万治元年(1658年)とされ、以後毎年のように、どこかの村で建てられ、天保年間(1830~1843年)に110基が建てられたという。
初期のものは阿弥陀如来や地蔵菩薩が中心で、青銅金剛像の最古のものは東小松川の源法寺(寛文3年・1663年)。写実性に富み、装飾も派手になってきて、多くは下部に三猿を刻み、左右にニワトリ、上部に日月を刻んでいる。
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2013年3月 1日 (金)

荒良寛3月カレンダー

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3月の荒良寛先生のカレンダーをお届けする。
「親しい仲にも礼儀あり」「口は災いの元」・・・。そのとおりである。言葉遣いには充分に気を付けたいものである。

寒い寒いといいながら、上野公園(国立博物館裏門脇)陽だまりではウメの開花が進んでいる。3月は平年並みの気温で、東京の桜開花予想は3月25日と報じている。
Photo 2

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