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2012年8月29日 (水)

大和から 勧請された 奥の長谷寺

241奥州33観音

第24番 遮那山・長谷寺
(ちょうこくじ)

開創は古く、大同2年坂上田村麻呂東征の折、観音の奇蹟が多かったので、大和の長谷寺の観音を勧請し、遮那山長谷寺観音院として祀った。(鎌倉の長谷観音とともに日本三長谷寺の一つ)

242奥の長谷寺として平泉藤原氏の帰依が篤く、坊舎48坊を有し、全盛を極めたという。しかし天正年間、土地の豪族葛西氏の滅亡で廃寺同様になっていた。再興は登米伊達氏の家臣・高橋五郎兵衛重昭とされる。

243ご本尊は十一面観世音菩薩、堂宇はその後、文化7年、岩淵浅衛門が願主となって広く一般から浄財を集め、現在の観音堂が残った。天台宗のお寺。

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2012年8月28日 (火)

長承寺・余録

長承寺の石仏たち

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2012年8月27日 (月)

展退を 見続けてきた 老桜樹

奥州33観音霊場

231第23番 太白山・長承寺
(ちょうしょうじ)

慈覚大師の開山で、天台宗補陀山・観音寺と称したが、その後荒廃し、藤原基衡が再興、覚源法印が中興して長承寺と号した。

232幾多の転退を経て、元和2年(1616年)大慈寺六世花岳道春を勧請して、曹洞宗大慈寺末寺となった。ご本尊は千手観世音菩薩。

本堂右手前には桜の大樹があり、当寺の変遷の歴史を見届けているようだ。

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2012年8月26日 (日)

華足寺・余録

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華足寺の花々

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2012年8月25日 (土)

将軍の 愛馬が変身 観音サン

151_2奥州33観音霊場

第15番 竹峯山・華足寺
(けそくじ)

馬頭観音としては日本最古、最大を誇る。信者は遠く関東、関西から、特に競馬関係者の参脂者が多いという。

152_2開創は古く、大同2年(807年)坂上田村麻呂が蝦夷の7大将を退治し、その供養のために建立した、7観音の一つとされている。
また将軍の愛馬がこの地で倒れ、その馬を埋めたところ、金色の光を発し、掘り起こすと馬頭観音のお姿に変わっていたと伝えられる。

153_2広い境内には樹齢数百年の老木がうっそうと茂り、ヤマユリの群生も見事である。池には色とりどりの水蓮が咲き始めていた。次項「余録」参照。山門も立派な楼門である。

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2012年8月24日 (金)

杉並木 見事に連なり 新本堂

141奥州33観音霊場

第14番 法輪山・大慈寺
(だいじじ)

藤原秀衡の開基で天台宗の諏訪森・大慈寺と称していたが、その後荒廃、1429年中山良用和尚が中興、曹洞宗の法輪山・大慈寺と称した。

142曹洞宗・正法寺派536箇寺中の8箇主寺の一つという。

山門を抜けると見事な杉並木が続き、さらに石段を登って本堂に至る。

143本堂はまだ新しく、輝いて見える。ご本尊は運慶の作と伝えられる聖観世音菩薩。

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2012年8月22日 (水)

千年の 古式伝える 箟峯寺

091奥州33観音霊場

第九番 無夷山・箟峯寺
(こんぽうじ)

光仁天皇の勅願、宝亀元年開創、坂上田村麻呂東征の折、十一面観音堂を建立して霧岳山・正福寺と号したが、後に慈覚大師が中興して、天台宗のお寺となる。

092南北朝時代に山内に22の坊舎があり、隆盛を極めたとあり、県指定無形文化財になっている「宮座式」という行事は千年余りの古式を今に伝えている。

093_2涌谷町箟岳の神楽岡にあるこのノノタケ観音は、牧山観音(石巻市・梅渓寺)富山観音(松島町・大仰寺)とともに奥州三観音とされ、この三観音を三年続けて詣でると、必ず望みが叶えられるとあって、参拝客は絶えないという。

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2012年8月21日 (火)

梅渓寺・余録

086梅渓寺に見た石仏

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2012年8月20日 (月)

国家鎮護 五穀豊穣 海上安全

081奥州33観音霊場

第八番 両峰山・梅渓寺
(ばいけいじ)

八番札所は、もと槇木山(牧山)零羊崎神社の別当寺・長禅寺(牡鹿33観音の一番札所でもあった)にあったが、この天台宗長禅寺は明治に廃寺となり、この梅渓寺に奉祀された。

082梅渓寺は正法寺二世良印禅師の弟子・無尽天全和尚が開山、石巻市湊字牧山にある曹洞宗に属するお寺。
坂上田村麻呂東征の折、地元豪賊を征誅し、その供養のため一宇を建立し、護持仏・龍乗聖観音像を奉安したのが草創とされる。

083さらに国家鎮護、五穀豊穣、海上安全を祈念、その後も引き継がれている。
広い境内はよく整備、清掃された気持ちの良いお寺。石仏も豊富であった。

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2012年8月19日 (日)

大仰寺・余録

074大仰寺の展望

富山の山中にある大仰寺・境内に切り開かれた展望台があり、そこから奥松島の眺望が展開する。当日は薄曇り、霞んでいたが、見事なものであった。

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2012年8月18日 (土)

松島を一望できる富春山

071奥州33観音霊場

第七番 富春山・大仰寺
(だいぎょうじ)

延暦年間に坂上田村麻呂が国家鎮護を祈念して建立、ご本尊は一寸八分の木像・千手観世音菩薩、33年ごとに開帳、平常は秘仏として拝観できない。臨済宗妙心寺派のお寺。(写真上は本堂から観音堂に登る道)

072松島町手樽にある本堂、それに観音堂は東日本大震災の被害は免れず、一年を経過した現在でも、足場を懸けた修復工事が進められていた。幸いにも寺は富山という山中にあり、津波の被害はなかったという。

073_2観音堂に「紫雲閣」の額がかかった部屋があり、明治・大正の両陛下が行幸の折、休息されたという。
お天気はあまりよくなく、霞んでいたが松島眺望の地、県立自然公園に指定されている。

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2012年8月16日 (木)

奥州33観音のご朱印

奥州33観音のご朱印

3303第3番 熊野山 宮寺
(しんぐうじ)
名取市高舘熊野堂字岩口中35
TEL 022-386-2356
参拝 2012年7月28日
記事 2012年8月15日参照

3304第4番 安狐山 斗蔵寺
(とくらじ)
角田市小田斗蔵95
TEL 022-462-5341
参拝 2012年7月28日
記事 2012年8月12日参照

3305_2第5番 名取千手観音堂
(なとりせんじゅかんのんどう)
名取市増田2-1-3
TEL 022-382-3674
参拝 2012年7月28日
記事 2012年8月24日参照

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2012年8月15日 (水)

老女・旭 奥州遍路の 開基かな

031奥州33観音霊場

第3番 熊野山・新宮寺
(しんぐうじ)

仙台市と名取川を境して名取市高館熊野堂にある。

032古書によると、名取の老女・旭が「紀之国三熊野、すなわち熊野三山をこの地に請じ、奥州33観音霊場と定めた」とあり、奥州遍路の開基とされている。したがって開祖は890~900年ごろと推定される。

ご本尊は十一面観世音菩薩、慈覚大師の作と伝えられる。


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2012年8月14日 (火)

佐藤家に祀られおりし観音サン

051奥州33観音霊場

第5番 名取千手観音堂
(なとり・せんじゅかんのんどう)

古書には「名取郡増田村今熊野」とあり、現在,、佐藤功氏の邸内に祀られているが、由緒・沿革については一切資料がなく、以前何寺にあったか不明である。

052古くから当家に祀られていたもので、札所中唯一の民家に祀られている霊場である。佐藤家は信夫荘司・佐藤氏の末裔とみられる。

御詠歌の作者・安倍重任は衣川の館主・安倍頼時の六男とされ、かなり古く、由緒ある観音さまである。

御詠歌; きゑぬ月 つみもそれそと 今熊野
     
 大慈おうこの あさかすみかな 

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2012年8月13日 (月)

斗蔵寺・余録

044斗蔵寺・余録

当寺は檀家寺ではないが、多くの信奉者があり、境内には仏像・石仏の寄進が多い。

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2012年8月12日 (日)

田村麻呂戦勝願い観音堂

041奥州33観音霊場

第4番 安狐山・斗蔵寺
(とくらじ)

角田市の斗蔵山山頂にある当寺は通称「おとくらさん」と親しまれている真言宗智山派のお寺。

042_2駐車場から300mの山頂にある。この坂道で山門に辿り着くまでに一汗かいた。

開創は弘法大師、慈覚大師との二説があるようだ。坂上田村麻呂東征の折、斗蔵山に登り、戦勝を祈願して観音像を祀ったことに始まるという。

043伝説によると遠田郡に大嶽丸という兇賊あり、これと戦う陣中に観音が現れ、味方の軍を有利に導き、やっと勝つことができた。観音の功徳をたたえ3間四面の御堂を立て千手観音を安置し、国土の安泰を祈願したと伝えている。ご本尊は勿論、千手観世音菩薩(県の宝物、作者不明)である。




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2012年8月11日 (土)

奥州の途中に立寄る古代蓮

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暑い中、少しは涼しかろうと、急に思い立って奥州33観音の続き
を二年ぶりで巡拝することにしたが、日本国中暑かった。

027月27日、東北自動車道・羽生インターから行田市の「古代蓮の里」に立ち寄った。この暑い中、ウイークデイにも拘わらず多くの見物人が入っていた。蓮の花は既に峠を越えた感じ。

04_2今回の計画は今夜郡山泊、明日角田市、名取市経由で仙台泊、次に松島、石巻、涌谷から古川泊、登米市周辺から古川2泊目、栗原市を回って宮城県内を終わらせ帰郷する。
明日から連載予定。

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2012年8月 9日 (木)

甲斐国33観音ご朱印帳

甲斐国33観音のご朱印帳

3304第四番 長谷寺
(ちょうこくじ)
南アルプス市榎原442
TEL 055-282-0072
参拝 2012年7月17日
記事 2012年7月26日参照

3311第11番 大福寺
(だいふくじ)
中央市大鳥居1621
TEL 055-269-2932
参拝 2012年7月18日
記事 2012年28日参照

3312第12番 金剛寺
(こんごうじ)
甲斐市字津谷5241
TEL 055-128-4045
参拝 2012年7月19日
記事 2012年8月7日参照

 

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2012年8月 8日 (水)

甲斐国33観音のご朱印帳

甲斐国33観音のご朱印帳

3301第一番 薬王寺
(やくおうじ)
西八代郡市川三郷町上野199-1
TEL 055-272-1398
参拝 2012年7月17日
記事 2012年7月21日参照

3302第二番 永源寺
(えいげんじ)
中央市下河東880
TEL 055-273-2536
参拝 2012年7月17日
記事 2012年7月26日参照

3303_3第三番 光勝寺
(こうしょうじ)
西八代郡市川三郷町上野4308
TEL 055-272-0877
参拝 2012年7月17日
記事 2012年7月25日参照

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2012年8月 7日 (火)

金剛寺・余録

金剛寺の石仏

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2012年8月 6日 (月)

豊満で若さあふれる観音像

3322_2甲斐国33観音

第12番 般若山・金剛寺
 

(はんにゃさん・こんごうじ)

草創は応永10年(1403年)開基は武田信春公、開山は傑山和尚とされている。曹洞宗のお寺。本堂は平成13年に再建された。

3323_2観音堂は本堂左手一寸高いところにある。これもまだ新しいが再建されたのは不明。「雨乞いの観音様」として深い信仰を集めているという。

3324_2ご本尊の十一面観世音菩薩像は弘法大師の作といわれている。

説によると、この像はまだ唇に朱が残り、豊頬で首は丸みを帯び、合掌した二本の腕は太く、体躯には白い色彩が残っていて、まるで若い娘さんのようであるという。内部から吹き出す若さのエネルギーに満ち溢れているという。

機会があれば拝見したいものである。



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2012年8月 5日 (日)

平安の雅を残す仏像群

3319_2甲斐国33観音

第十番 大雄山・福王寺
(だいゆうざん・ふくおうじ)

当寺は相当古い歴史を持つようであるが、度重なる風水害・落雷などにより建物は全て失われ、復興されないまま時を経て、近年ようやく観音堂・本堂が完成した模様。

3321_2開山・開基は夢窓国師、中興開山は錦綾和尚となっており、臨済宗妙心寺派のお寺。住職不在。

寺の入り口に立てられた教育委員会の看板によると(写真下)本堂厨子の中に17躯の仏像が安置されているようだ。制作時期は平安の中期~末期までの12躯が認められる貴重なものであるという。甲府市の有形文化財に指定されている。

3320_2平安の雅を感じさせる立派な仏像群が一堂に祀ってあるのは甲斐国33観音のなかで当寺のみという。是非拝見したいものである。

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2012年8月 4日 (土)

門閉ざし外部の人間寄せ付けず

3318斐33観音

第九番 瑞雲山・長禅寺
(ずいうんざん・ちょうぜんじ)

第九番札所であった明照山・大光寺は廃仏毀釈により廃寺となり、ご本尊の聖観音像はこの長禅寺に移されたようだ。

3317長禅安国寺は甲府五山の首位に置かれる名刹。草創は天文末年に武田信玄公が、開基は母堂・大井夫人とされているが、門を閉ざし詳細は不明、外から様子をうかがうしか術はなし。

3316_2堂塔伽藍はすべて桁外れに大きいまた総門は総檜造りで太い列柱からなり、外部を威圧し、かっての権力の象徴のように聳えている。

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2012年8月 1日 (水)

人の本領はすべて失えば発揮する

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今日から八月。夏の真っ盛りに入る。熱中症と疑わしい人が随分出ているようだ。気を付けたいものである。

さて、今月も荒良寛さんのカレンダーをお届けする。
大震災と大津波、原発事故、はたまた、最近では九州の大水害、天災は次々と襲ってくる。お気の毒の極みである。明日は我が身かも知れない。その時の備えと覚悟が必要なようだ。

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