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2007年3月30日 (金)

朝日ケ渕あみ衣にて救うなり

33045 坂東33観音(17)

第二十八番 滑河山 龍正院 (りゅうしょういん・滑河観音)

成田の北東に位置する下総町。古くは利根川の水運で栄えた。その滑河に広大な境内を持つ龍正院。ここでは何といっても火伏の仁王尊(写真右)。カヤ葺き、寄棟造、八脚四柱の仁王門はドッシリ構え、火災をまぬがれた下の集落の人々によって「注連飾」が奉納されている。

33046 ご本尊は十一面観世音菩薩。合掌。朱塗り方五間、入母屋造りの観音堂は、もちろん天台宗門の古刹にふさわしい、立派なものである(写真左)。利根川近くの平地であるため、境内にはすがすがしい風が吹き抜けている。タイトルはご詠歌から引用。

ごあいさつ:昨年10月1日にこのBLOGを立ち上げ、今月で丁度半年、82稿を続けることが出来ました。これひとえに皆様のご支援と心から御礼申上げます。一つの区切りとはいえ、通過点に過ぎません。今後とも倍旧のご意見、ご指導を賜りたく、お願い申上げます。

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2007年3月26日 (月)

初船出ベネチア港で気もそぞろ

01_705 My Pictures

2001年、初めてクルーズなるものに参加した。船はラジソン・セブンシー社のソング・オブ・フラワー号。たしか3500㌧級の小振りなものだったと思う。ベネチヤから乗船、アドリア海を南下、コリント運河を抜けてアテネまでというもの。

01_706今回は 空路ベネチヤに入り、乗船・出港までの風景の紹介。写真左上=ベネチア運河寸描{制作番号010705}。写真右=リアトル橋あたり{制作番号010706}。

01_707 写真左下=船からのアカデミー美術館眺望{制作番号010707}。以上3点はいずれも、大きさ38㎝×28㎝の水彩。

01_708 写真右下=ベネチア出港{制作番号010708}大きさ38㎝×28㎝の水彩。仕様はマーメイド紙にホルベイン水彩。

註①作品のお問い合わせはコメント欄でお願いします。②写真をクリックすると拡大されます。

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2007年3月23日 (金)

わが心今より後は濁らじな

33043_1 坂東33観音(16)

第二十六番 南明山 清瀧寺 (きよたきじ)

筑波山をおり125号線をバックする。小田十字路を左折してしばらくして、二本松の信号を直進、一寸した集落を抜けると札所の石標、石段がみえる。その上に天保年間に(1830年)建てられたという仁王門(写真右上)。

33044 ご本尊は聖観世音菩薩。合掌。筑波山の東に位置する鄙びた佇まいだ。それも昭和44年に不審火により、山門を除き消失したのだという。小野集落を中心とする信徒がたの尽力で再建されたのだという。老人会有志が納経所奉仕をなさっている。合掌。

タイトルはご詠歌から引用。

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2007年3月19日 (月)

厳然と丘にそびえる大聖堂

041002_1 My Pictures

3月12日の続き、マジョルカ島の作品紹介(3-3)。

島の東へ。フェラニッチの町からカーブの多いジグザグ道を登り、丘の上にあるサンサルバドール修道院。360度の眺望を楽しんだ。写真左はその庭にあった古井戸{制作番号 041002}。

041007_1 世界最大級の地底湖のあるドラクの洞窟を訪ねたが、作品はない。写真右は通りかかったポートクリスト海岸の海水浴場{制作番号 041007}。

041012_1 今度は海水浴場をもとめて、パルマ湾から小船を出し、西方面にクルーズを試みたが、失敗し、やむなくスケッチ。写真左{制作番号 041012}スペイン王家の別荘とか。

041013_2 パルマ湾に帰り海岸から大聖堂を仰ぎ見た。{制作番号 041013}町のシンボルにふさわしい堂々たる風貌である。

註① 作品についてのお問い合わせはコメント欄でおねがいします。 ②写真をクリックすると拡大になります。マジョルカ島はいったん終わり。

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2007年3月16日 (金)

大御堂かねは筑波の峯に立て

33040 坂東33観音(15)

第二十五番 筑波山 大御堂 (おおみどう)

常磐道土浦北ICをおり、国道125号線で下妻方面へ。北条交差点を右折、筑波山神社の鳥居をくぐり、A旅館の前を斜め左に登った道の左手が写真右の鐘楼。その左奥が本堂。

33041 ご本尊は千手観世音菩薩。合掌。筑波山の中腹に位置し、山に抱かれたように立つ。境内の左手にひと際目立つのが、[筆の石碑」。曰くは写真を拡大してご覧あれ。(クリックして下さい)タイトルはご詠歌から引用。33042_1

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2007年3月14日 (水)

来い来いとコブシ開いてソメイ呼ぶ

0114 上野散歩

3月1日に紹介した上野東照宮のオオカンザクラ(写真左)と写真右のコブシが二週間で満開となった。

0113 寒桜は元の幹が切られ、その脇から芽生えた若木だが今年は見事な花をつけた。コブシはツンツン芽生えていたものが、ふわふわギッシリ咲き乱れている。今年は例年より花数が多いようだ。

ソメイ吉野の開花予想は18日といわれるから、来週は花見で騒々しくなるのだろう。

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2007年3月12日 (月)

難しいマジョルカ・ブルーの色だしは

041009 My Pictures

3月4日の続き、マジョルカ島の作品紹介(2-3)。パルマから北東方面に向かう。「城壁に町」アルクディア。写真右上は城内で開かれていたマーケット風景。{制作番号 041009}

041005 島の北東端に突きでたフォルメント。写真左はエス・コロメロ展望台から{制作番号 041005}。湾内にひろがる海の色、いわゆるマジョルカ・ブルーは表現できていない。

041010 島の中央部に展開する農耕地帯。写真右2枚は現在使われていないだろうが、灌漑用の水車の名残。{制作番号 041010、および 041011}のどかな風景だ。空港の近くだったと記憶する。041011_1

いずれもサイズは38㎝×28㎝、仕様は紙に水彩。(つづく)

 註1 作品についてのお問い合わせはコメント欄でお願いします。註2 写真をクリックすると拡大になります。

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2007年3月 9日 (金)

星の谷迷いの雲を吹きはらへ

33038 坂東33観音(14)

第八番 妙法山 星谷寺  (しょうこくじ・星の谷観音)

小田急線座間駅から徒歩10分。駐車場から境内にかけ全面が舗装され、また建物すべてが完全耐火構造である。防火の備え万全というのが第一印象。

ご本尊は聖観世音菩薩。合掌。

33039 鎌倉時代の兵乱に伽藍の多くを失い、また相模野の野火による観音堂の全焼という度重なる悲運にあい、さらには近年、周辺の土地開発という、こうした環境の変化が、こうさせたのか?そんななかにあって写真上の銀杏の大木は見事である。正面に鋳造の仁王像が左右に二体。その奥にこれまた耐火造の鐘座。この鐘は鎌倉期の名鐘といわれ東日本最古のものだそうだ。

また「風土記稿」によると「暗夜、清泉に星影を映じ白昼の如くなれば、土人星谷と呼べり」とあるが、現状からはとても想像できないほど、発展した町中の風情だ。タイトルはご詠歌から引用。

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2007年3月 7日 (水)

はや立ちの朝げにそえる朝焼けよ

039 Pride of Hawaii号 乗船日記(完)

久しぶりにオカに上がり、ホテルのベッドで足を伸ばした。そして「今回の旅もよかったな」と、つくずく思った。感謝。

ザ・カハラでの早い朝食、ふと見ると東の方が白みはじめた。少し雲はあるが見事な朝焼けだ。今日もいい日だ(写真上)。

040 空港へ向かう途中で少し雨がパラついたせいか、車窓からレインボーまでが見送ってくれているように立っていた。(ブレてしまったが写真右)ここで一句

 虹に沿いイザ成田へと飛び立たん

NW090便にてホノルル9:30発、成田へ。

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2007年3月 6日 (火)

夕焼けが旅の終わりを飾りけり

033_2 034_2 Pride of Hawaii号 乗船日記(8)

本船はカウアイ島の西沿岸を南下。クルーズ最後の夕暮れ、あの西、太平洋を挟んで日本がある、感傷的になる。船内では例のバンド演奏が、それぞれをデナーへと誘う(写真右)。

035_3 037_1           一夜明け本船は7:00接岸。ホノルルに帰ってきた。下船手続きを済ませ市内の駆け足観光に向かう。

038_4 写真左はビショップ博物館、ここでは日本人移民のご苦労を聞き感銘を受けた。それにカメハメハ大王像の立つイオラニ宮殿036_3 、右はヌアヌ・パリの古戦場からの展望とダイヤモンド・ヘッド側面。  さて今夜は久しぶりにオカに上がって、「ザ・カハラ」で泊まることになる。(つづく)

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2007年3月 4日 (日)

ショパン達この庭に立ち何想う

My Pictures

2004年に地中海の島「マジョルカ」を訪ね、島の中心パルマに基点をおき、歩き回った。そのときの作品を3回に分けて紹介する(1-3)。

041001 まず北へ向かい、山を越えて「山あいの村」ディア。道端にかなり古いオリーブの木があり、地中海の風土を感じた。{制作番号;041001}

041003 右はバルテモサのカルトウッハ修道院。かつてショパンが某女と過ごしたという部屋の中庭からの眺め。{制作番号:041003}

041004_1 左下はポルト・デ・ソーイエルからサ・カロブラにボートで移動した際、岩場のところでヨットに出会った。{制作番号:041004}

041014 一番美しいといわれるフォルナルッチ村。ポイエンサ、そこの365段の石段を登るカルバリの丘。中腹からの眺め。{制作番号:041014}

註:1.いずれも大きさ38㎝×28㎝、仕様は紙に水彩。2.写真をクリックすると拡大します。

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2007年3月 3日 (土)

なにごとも誰か祈らむ観世音

33036 坂東33観音(13)

第七番 金目山 光明寺 (かなめ観音)

平塚から秦野に向かう街道の中間地点、金目川のほとりに金目観音別当「光明寺」がある。大きな「わらじ」の掛かった朱色の仁王門を入り本堂へ。間口七間、奥行き八間の観音堂は平塚最古の建造物という。ご本尊は聖観世音菩薩。合掌。

33037 坂東霊場記によると、むかし潮汲みの海女の桶に木片が入り持ち帰った。そこへ一人の僧が来て、これぞ聖徳太子御作の観音像であると告げた。そこで家の奥に奉安したのが、この寺の草創とある。

タイトルはご詠歌を引用。

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2007年3月 1日 (木)

梅は過ぎコブシ賑わう日和かな

0111_1 上野散歩

今日から弥生、三月に入った。ここ4-5日冷え込んだが、風がおさまると、いいお日和になった。写真左は両大師サンの境内にある、遅咲きの梅。いまが満開だ。

0112_3 写真右は東照宮のオオカンザクラ。ちらほらと咲き始めた。ソメイヨシノはさすがに、まだ少し先だろう。

0110_1 0109_1 ここにきて急に賑やかさを増したのが写真左のコブシだ。時期的には一寸早い気もするが、満開は近いのではなかろうか。大木だけに華やかで目をひく。春ははやばやと上野の山に訪れた感じ。

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